【雑記】積み重ねは「雨垂れ」 継続の先に見える世界

「継続」という言葉、個人的になんだか好きなんです。

一見難しそうなことだから、誰でもできそうでできないから。

才能もセンスもない私が唯一自信を持っていること。

それが継続すること。

何かを続けている先に見える世界を信じることで、毎日わくわくして過ごせています。

目次

人類共通の悩み

古今東西、継続を促す意味の故事成語はたくさんあります。

  • 石の上にも三年
  • 辛抱する木に金がなる
  • 待てば海路(かいろ)の日和(ひより)あり
  • 雨垂(あまだ)れ石を穿(うが)つ

英語では、”Perseverance pays dividends. “と言うそうです。辛抱強さが配当を生む、のようなかんじでしょうか。

中国語では、”功夫不负有心人(gōng fū bú fù yǒu xīn rén)” 努力は志ある人を裏切らない。だそうです。

このように、世界中に様々な表現があるということは、人類が歴史の中で、いかに継続する難しさとその効果を体感してきたということがわかります。

なんだ、みんな同じことで悩んできたんだ。自分だけじゃないんだと、ほっとします。

雨垂れ石を穿つ

継続しようぜ!という故事成語の中でも私の推しの表現が、「雨垂れ石を穿つ」です。

もう響きがかっこよくないですか?はい、単純です。

意味としては、わずかな雨のしずくであっても、それがずっと石に落ち続ければやがて石に穴を空ける、ということ。

たとえ小さなことでもこつこつ積み重ねることで、大きな成果につながるということです。

「雨垂れ」はほんの小さな積み重ねを、「石」は圧倒的な固さ・強さを象徴し、その二者の対比の情景が目に浮かびます。。。

この故事成語の、情緒漂う静的な雰囲気が味わい深いですね。

そうです、私たちの日々の取り組みはまごうことなき、ただの雨垂れ。

自分にできることは限られているし、たった1日でたいしたことはできない。

肩肘張らず、いつもそんな心持ちでいられたら、心穏やかに過ごせそうです。

石を貫くことを信じて

私にとっての「雨垂れ」は、毎日の片道2km程度の通勤ランや、楽器の練習です。

「石」は目標とするウルトラマラソンの走破であったり、好きな曲を演奏したい、にあたります。

直近の「石」はこちら。

  • 丹後100kmウルトラマラソン サブテン(10時間切り)
  • クリスマスまでにピアノで「戦場のメリークリスマス」を弾けるようになる 
  • 9月末までにドラムで「紅蓮華」を叩けるようになる

練習はいずれも1回15分程度のわずかなもの。ただし、ほぼ毎日やっています。

そして、たまにできない日があっても自分を責めないようにするのがマイルール。

もちろん、これだけでなく時間があればすかさずプラスアルファで練習を重ねます。(峠走をしたり、1時間集中して楽器を練習したり)

ほんのわずかな練習でも、毎日積み重ねているという事実が自己肯定感を上げてくれるので、それをベースとした継続はまったく苦になりません。

むしろやっていることをスキップすると気持ち悪いくらいの、ある意味良いサイクルに入っていると思います。

せっかくたどり着いたこのマインドを保ちつつ、これからも日々前向きに生きていきたいものです。

しょせんは小さな雨垂れが、石を貫いた先に見える世界にわくわくします。

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