2022年8月4日、全国各地で大雨に見舞われました。
特にお隣福井県や、同じ日本海側の新潟県では浸水や土砂崩れなど被害が相次ぎました。
県内の手取川と梯(かけはし)川は増水し氾濫危険水域に達したそうです。
こちら金沢市でも降り続ける雨に、市民は不安な一日を過ごしました。
結果的に市内で河川の氾濫まではいきませんでしたが、犀川・浅野川はまれにみる危険な状態でした。
こちらは仲間のランナーさんのツイート。
いつも朝練で走っている犀川の河川敷がこのような状態になっているのは初めてみました。
危ないのでどうか川に近づかないで。。。
私のホームコース、浅野川もツイッター上ではこんなが動画や画像が流れてきました。
禍々しく濁った川の水が恐ろしいです。
テレビでずっとは枠外で大雨の注意を呼び掛けていました。
雨が降り続けると、このままどうなってしまうんだろう、、と不安になります。
そして、一晩が明けた浅野川。何事もなかったかのような夏の空。
ミンミンミンと蝉の声。うだるような暑さが戻りました。
土手のなぎ倒された草を見ると、水がそこまで来ていたのだとわかります。
今回は結果的に大きな被害はなかったのですが、大雨の当日は近隣の飲食店では早々にお店を閉めて避難するところもありました。
その判断は間違いなく正しいと思います。何かあってからでは遅いですからね。。
そして雨があがった後、会社の企画で学生さんといっしょにランニングの練習をしました。
涼しい夕方の時間帯に約8.5km、気持ちよく走れました。
河川沿いは私たちランナーにとっても身近な練習コースです。
今回の大雨のように、たまに川が暴れる様子を目の当たりにすると、私たちがいかに自然に生かさせているのだなぁと思い出させてくれます。
自然は黙って私たち人間に好きなことをさせてくれているのです。
「〇〇〇年に一度」のような胡散臭い枕詞を誰も信じなくなった昨今。
甚大な自然災害が起こるたびに私たちは人間の小ささを痛感します。
自分たちの小ささを自覚しつつ、危険が迫る時はいつでも迷わず命を守る行動をしよう、と思いました。