そこには想像を絶する努力があるのか、ただひたすら楽しめる世界があるのか?
フルマラソンを3時間で完走する、いわゆる「サブスリー」の魅力に取りつかれて、こぞって達成を目指す、私たちランナー。
せっせと練習を積み重ね、「いつかはサブスリー」と、虎視眈々と狙うも、私たちの前にたちはだかる大きな壁。
それは、加齢。
サブスリーという、走るスピードが求められるチャレンジにおいて、衰える身体との闘いが、必ずあります。
それを知っているにも関わらず、私たちオトナは、3時間のその先の世界が見たい。
一度見たことがあっても、何度でも、見てみたい。
だからこそ、練習したい、走り続けたい。
ワタクシ41歳。
今なら、自分より年齢の上のランナーさんのそんな気持ちがわかります。
だって、マラソン、めっちゃ面白いんだもん。
サブスリーの世界、身体が震えるもん。
またその先を見てみたいもん。
もんもん言ってますが、これ、本当の気持ち。
果たして、私たちはいつまでサブスリーをすることができるのか?
「月刊ランナーズ」の「全日本マラソンランキング」によると、60歳以上でサブスリーができた方は60名。
その年代での達成率は0.2%といいますから、その難度の高さがうかがえます。(ランナーズonlineより)
私の心の師匠、福井県の山本一浩さんもそのうちの一人。
上の記事では、今年10月の金沢マラソンで見事サブスリーを達成!と書いたのですが…。
なんと、ゴイスー山本さん。さらにその後
11月23日の福知山マラソン 2時間58分58秒 (ネット2時間58分47秒 一般男子60~64歳 1位)
12月10日の奈良マラソン 2時間59分49秒 (ネット2時間59分43秒 一般男子60歳以上 1位)
3カ月連続でサブスリーを達成されています(◎_◎;)
加齢をものともしない、破竹の勢い。
御年62歳の山本さん、毎度完走のご報告にしびれさせていただいております。
山本さんとはFacebookでつながっているのですが、個人ページのリンクはどうやらワードプレスにそのまま貼れないようです。
ご興味のある方はぜひ山本さんのがんばりをたどってみてください。
とっても素敵なジェントルマン。
山本さんを見ていると、純粋にマラソンを楽しんでいる過程で、自然とサブスリーが達成できてしまうのだと感じます。
たいへん勉強になりますm(__)m
↓ちなみにこちらは私が初ウルトラの参考にさせていただいた、山本さんの動画です。
さらに、女性ランナーさんでは、弓削田(ゆげた)眞理子さんのこんな記事も目に止まりました。
男性でも60歳以上のサブスリーは難関とされる中、世界ではじめて女性でサブスリーを達成された、弓削田さん。
65歳の現在も、月間600〜700kmを悪天候をものともせず走破するといいますから、頭が下がりますm(__)m
やはりランニングに対して前向きで好奇心旺盛な姿勢が、結果につながるのでしょう。
年齢を重ねても、それを理由にせず、ひたすら好きなことを突き詰めていく。
それが人生の豊かさに変わってゆく。
山本さんや弓削田さん、60代のサブスリーランナーさんたちからは、そんなことを学ばせていただくのでした。
ワタクシ41歳、まだまだ若輩者。
まだたった一度きりしか見たことがない、サブスリーの世界を、これからも聖地として目指したい。
そこにたどり着くための努力を怠らなければ、私も60代でサブスリー、いけるかな?
引き続き身体を大事にして、この最高に楽しいマラソンという競技、まだまだこの先も味わい続けていきたいものです。
おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫
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