【雑記】15年前、兼六園の11月の空

※↑このサムネ、今現在の写真ではありません。

むかーし、むかし。

今から15年ほど前、私は金沢市の兼六園内でお仕事をしておりました。

わずか2年ほどでしたが、観光業で現場の写真屋さんをやっていたのです。

肩書はカメラマン、にも関わらず今でも全然写真撮るの下手ですけどね(笑)

ふと15年前の11月の写真を見返しました。

おそらく、園内で一番有名な二本足の灯篭、「徽軫灯籠(ことじとうろう)」の前から空を撮ったのでしょう。名物の「雪吊り」の縄の先端も見えます。

仕事をしながら時間がある時は、カメラを持ってぶらぶら園内を散歩していたのを覚えています。さぼっていたんじゃないですよ(笑)

兼六園の四季を体験してきましたが、私が一番好きなのは、晩秋の頃だったかもしれません。

園内がしっとり濡れて全体的に薄暗く寂しくなり、極寒の冬が訪れる直前の雰囲気がなんとも味わい深いのです。

そうそう、当時持ち歩いていたのはこんなiPodだったようです。

この中に数千曲好きな曲を入れてシャッフルで聴いていました。当時は今より相当すれていたので(?)乾いたメタルの曲中心でしたね。皮のケースがそれを物語っています(笑)

カメラマンの先輩が撮ってくれた私の写真がありました。

15年後、40歳の今は丸坊主ですけどね(笑)

その先輩とは、結局そりがあわずケンカ別れして仕事を辞めてしまいました。似た者同士だったような気もするんですけどね、、と言ったら怒られそう?(笑)

またどこかで会ったら、当時の無礼を謝りたいです。生意気ですみませんでした。

その仕事を辞めてからご縁があり、今の職場に勤めてはや13年ほど。

その間、結婚して子どもが生まれて、思考はミニマルになり、あれよあれよと40歳になりました。

25歳の頃は、まさか15年後に100kmのウルトラマラソンを走ったり、250kmのレースに出たいと考えているなんて、想像もしていなかったでしょうね(笑)

250kmのレースのゴールが兼六園、というのは何かのご縁なのでしょうか。。??

20代、30代、40代とすこしずつ考え方や人柄が変わってきていると、自分では思っています。

そしてこの先、50代、60代、と私はどんなおじさんになるのでしょうか?

最近はそんなことをよく考えるようになりました。

「あー、あの頃はミニマリストに感化されてたね!モノが全然ない部屋だったわw」なんて未来の私は言っているのでしょうか。

今の満たされた生活が永遠に続くことはありえません。

この先もまた都度都度悩みながら修正しながら、曲がりくねった道を進んでいくしかないのでしょう。

ただ、人生ゆく先々で大事な選択をする場面では、できるだけ身軽でいたい、というのは私の今の素直な気持ち。

少なくとも今実践しているミニマリズムが今の私にとって生き方の最適解のひとつだということは、間違いありません。

ふとそんなことを思った11月半ば。

そうそう、兼六園内で私の大好きなお店がリニューアルされ、素敵なカフェになりました。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

近々、家族で兼六園をぶらぶらお散歩してこよっと。

兼六亭 KENROKUTEI
兼六亭 KENROKUTEI 兼六亭(けんろくてい) 兼六園内の日本最古の噴水前にある料理屋です。地物の野菜や魚介類を使った料理を中心に落ち着いた雰囲気でお食事をお楽しみいただけます。

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